ITエンジニアの職務経歴書の書き方のコツ
「ITエンジニアの転職を考えているけれど、職務経歴書の書き方が分からない」
「転職成功させたいし、ITエンジニアの職務経歴書で見ているポイントを知りたい」
こんな風に感じている方も多いと思います。
職務経歴書の完成度は、転職成功を左右するポイントの1つです。
そのため、職務経歴書の書き方や採用担当者が見ているポイントについて知っておかなくてはいけません。
本記事では、職務経歴書の書き方や採用担当者が見ているポイントについて紹介しているので、職務経歴書の書き方を学べます。
見ているポイントを知っておくことで面接時にも有利になるので、ぜひチェックしてください。
採用担当者がITエンジニアの職務経歴書でみているポイント
採用担当者がITエンジニアの職務経歴書でみているポイントは大きく分けて3つあります。
- これまでの実績の取り組み
- スキル
- 担当業務
ITエンジニアでは、プロジェクトを遂行するための経験やスキルが求められています。
また、納期にプロジェクトを完了させ、きちんと利益を上げてほしいとも思っているでしょう。
そのため、これまでの実績の取り組みやスキルが職務経歴書で見られます。
担当業務について見る理由は、入社後にどういった業務を任せられるかイメージしやすくなるからです。
職務経歴書に担当業務を書くときは、開発環境や規模に関しても記載し、採用担当者に入社後のイメージをしてもらいましょう。
ITエンジニアの職務経歴書の書き方のコツ
ITエンジニアの職務経歴書は、他職種と異なり書く内容が多くなります。
ここで、紹介するITエンジニアの職務経歴書の書き方のコツは以下の4つです。
- プロジェクトの内容や担当業務の内容を詳細に記載する
- 開発人員数や具体的な期間を記載する
- 開発環境や開発言語を記載する
- 積極性や向上心、意欲をアピールする
書き方をマスターし転職活動を成功させましょう。
プロジェクトの概要や担当業務の内容を詳細に記載する
書き方のコツの1つ目は、プロジェクトの概要や担当業務の内容を詳細に記載することです。
ITエンジニアの職務経歴書でよくあることは、職種を開発とだけ記載し、プロジェクトの概要や担当業務について一切記載しない職務経歴書です。
そのような職務経歴書を提出されると、採用担当者は面接時に数個の質問を投げかけなくてはいけなくなります。
採用担当者に労力をかけさせないためにも、どんな担当をもってどんな業務をしたのか、どの立場でプロジェクトに取り組んだのかを詳細に記載しましょう。
とはいえ「どんな項目を書けばいいの?」と疑問に感じる方もいると思うので、以下の項目を参考にしてください。
- プロジェクト概要
- 担当フェーズ(サブリーダー、プロジェクトリーダー、プロジェクトマネージャー経験の場合は、必ず記載)
- 業務内容
- プロジェクトへの取り組み・成果
プロジェクトが複数あるならば、職務経歴書へ同じように記載しましょう。
開発人員数や具体的な期間を記載する
書き方のコツの2つ目は、職務経歴書に開発人員数や具体的な期間を記載することです。
IT企業の採用担当者は、プロジェクト内容だけでなく開発に関わった期間が長いのか短いのかについても気になっています。
また、プロジェクトにどれだけの人数が関わっているのかについても気になってチェックしています。
少ない人数であればどういった工夫でプロジェクトを完了させたのかも面接では、聞かれることでしょう。
人数を記載するときに、担当フェーズも必ず記載しましょう。
担当フェーズとは、サブリーダーやプロジェクトリーダー、プロジェクトマネージャーといったプロジェクトでの立ち位置のことです。
30〜40代の転職になると、経験と実績が重要視されます。
サブリーダーやプロジェクトリーダー、プロジェクトマネージャーの経験があれば、入社後のプロジェクトを任せやすくなります。
転職では、経験や実績が重要視されるので、サブリーダーやプロジェクトリーダー、プロジェクトマネージャーの経験がある方は、細かくプロジェクト内容についても記載しアピールしましょう。
開発環境や開発言語を記載する
書き方のコツの3つ目は、職務経歴書に開発環境や開発言語を記載することです。
企業は入社後、プロジェクトにアサインさせるためにも、どの開発環境でどの開発言語ができるのかを知っておきたいと思っています。
書類選考や面接では必ず確認されるので、各プロジェクトでの開発環境や開発言語を記載しましょう。
開発環境や開発言語の書き方は以下のとおりです。
- 言語
- OS
- DB
言語、OS、DBの順で記載しておくのがフォーマットですので、順番も意識しましょう。
また、テクニカルスキルも記載しておくと書類選考や面接がスムーズに進みます。
テクニカルスキルとは、業務を完了させるために必要になる専門技術や知識、業務遂行能力などのことで、ITエンジニアには必要不可欠なスキルと言われています。
開発現場や開発言語がなく習得中であっても、独学で勉強中と記載して問題ありません。
テクニカルスキルは多ければ多いほど、人材価値が高まります。
人材価値があがるからといって嘘をつくのは良くありません。
事実だけを記載しましょう。
積極性や向上心、意欲をアピールする
書き方のコツの4つ目は、積極性や向上心、意欲をアピールすることです。
ITエンジニアには、新しいことを学ぼうといった姿勢が常に必要になります。
新しいことを学ぶためには、エンジニアとしての勉強が日々必要です。
「当たり前では?」と感じる方も多いでしょう。
勉強している方からすればそのように感じるかもしれませんが、現状に満足していて勉強しない方はたくさんいます。
企業も勉強していない人をたくさん見ているので、勉強していることや新しい知識を吸収することへの姿勢、意欲はアピールポイントになるはずです。
また、プロジェクトで経験したことや学んだことも記載しておくと、積極性や向上心をアピールできます。
積極性や向上心、意欲をアピールすることは、ITエンジニア経験がなくてもできることです。
「経験がないからITエンジニアに転職できない」と思わず、入社したいと思う熱意や意欲を職務経歴書に記載してみましょう。
職務経歴書を作成するならテンプレートを見本にするのもおすすめ
「職務経歴書を作成しようと思っているけど、どういった風に作成すればいいのかわからない」と感じている方は、テンプレートを見本にしてみましょう。
インターネット上には、ITエンジニアの職務経歴書に関する見本がたくさんあります。
よくわからないという方は、とりあえずテンプレートを探すところから始めましょう。
テンプレートを見て職務経歴書を作成するときによくありがちなことは、真似することです。
職務経歴書を作成する目的は、自分のことを最大限にアピールすることです。
そのため、テンプレートをそのまま真似ても自分のことを最大限にアピールできません。
真似るのではなく見本にし、オリジナリティが溢れる職務経歴書を作成しましょう。
職務経歴書の書き方のコツを掴めば転職の成功率をUPさせられる
本記事では、職務経歴書の書き方のコツや採用担当者が見ているポイントについて紹介しました。
職務経歴書の書き方のコツを掴めば転職の成功率も簡単にUPさせられます。
本記事を参考にし、職務経歴書の書き方や採用担当者が見ているポイントを押さえて、転職に成功しましょう。
知っておくべきQ&A